
株式会社スカイクリエイツは、企業システムで利用されている暗号を継続的に発見・可視化し、暗号インベントリの管理、暗号リスクの把握、クリプトアジリティ(Crypto Agility)、耐量子計算機暗号(PQC:Post-Quantum Cryptography)への移行を支援する「CryptScope(クリプトスコープ)」の提供を、2026年10月8日より開始しました。本件について、PR TIMES にてプレスリリースを配信しました。
背景
PQC への移行では、まず現在利用している暗号を把握し、影響を受けるシステムやアプリケーションを確認する必要があります。何が使われているのかが分からなければ、何を移行すべきかも分かりません。対象とする IT 環境の暗号の利用状況を「暗号インベントリ」として継続的に管理することが、現在の暗号リスクへの対応と、将来の PQC 移行や暗号方式の変更への備えの両方で重要になります。
CryptScope の主な特徴
- 暗号の利用状況を発見・可視化:サーバやクラウド環境から、証明書、鍵、TLS 設定、暗号アルゴリズム、暗号ライブラリなどの情報を収集します。Linux サーバでは実際の TLS 通信を観測し、設定情報だけでは分からない利用状況も把握できます。
- 暗号インベントリを継続的に管理:利用状況や設定変更を継続的に把握し、CBOM(Cryptographic Bill of Materials)として整理することもできます。
- 暗号リスクの評価と優先順位付け:CRYPTREC や NIST などの公的な基準をもとに評価し、対応が必要な項目と優先順位の把握を支援します。
- クリプトアジリティを支援:暗号アルゴリズムやセキュリティ要件の変化に対して、影響を受ける対象を把握し、必要な変更を支援します。
- PQC への移行を支援:暗号インベントリをもとに、移行の対象となる暗号方式やシステムを把握し、優先順位付けを支援します。
今後の展開
日本国内での提供に加え、海外市場への展開を進めます。企業への直接提供だけでなく、MSP、MSSP、システムインテグレーター、販売パートナーなどとの連携を進めていきます。提供形態は SaaS とオンプレミスの両方です。
プレスリリース(PR TIMES):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000064197.html
製品サイト:https://cryptscope.io/ja/